今回はプロポリスではなく、ミツバチの話。
昔、アインシュタインが「地球上からミツバチが全て消えたら、その4年後には人類も消滅する」と語った話が今、全くの絵空事でなくなっています。今年になってアメリカ、日本のミツバチが大量死していることが報告され、殺虫剤などのケミカル説、ハウスに閉じ込められるためにストレスが蓄積して免疫力を失うストレス節などがありますが、未だその原因はよくわかっていません。
アインシュタインがそんなことを言ったかどうかは定かではありませんが、ミツバチは植物の受粉活動の担い手であり、彼らが死滅することによって世界中の食物の半数以上の受粉ができなくなってしまうようです。それが正しければ、確かに人類は食糧難の危機に直面することになります。
このミツバチの件だけでも、相当に地球環境は危機に瀕していることがわかるというものですが、この件は地球上に起きている様々な異常現象のうちの一つにしか過ぎません。つまり、この問題を解決したからといって、他の異常現象が治まるわけではなく、問題は相当に深刻なものなのです。
最近あちこちで地球温暖化ストップだとか、地球環境を悪化させるななどという運動がかまびすしいが、一つ表だって語られていないことがあります。それは、人口が多すぎるということ。人類だけが一人勝ちで増殖しつづけ、ついに地球上無敵の60億もの生命群になってしまったことです。地球という決まった大きさの器の食物連鎖の中で、人類がこれだけ増殖しつづけ突出してしまったら、地球環境が破たんするのは当たり前です。もしも、増え続けてしまった人類が、このまま別に生き残る道を探すとすれば、別の星を探すことぐらいしかあり得ないでしょう。
けれども、そんな全体的な議論が世界的にされることはまだなく、まだまだこて先のスイッチをこまめに切るなんて殆ど無意味なキャンペーンが続くだけで、世界は悪化の一途をたどっているようです。ミツバチの大量死はそんなことまで想起させるだけの、実はとても深刻な問題なのです。(2009/6/22の投稿)